札幌のインプラント名医がズラリ！お役立ちサイト
【選定基準】当サイト内に掲載されている札幌市にあるクリニックから、国内外インプラント学会の指導医資格を保有しており、公式サイト上でインプラント治療についての情報が掲載されている4院。
当サイトでは、国内外インプラント学会の指導医資格を持っている医師を名医と定義。札幌市では7名の医師が該当します（2021年10月調査時点）。
※日本口腔インプラント学会 指導医：5名、ICOI（国際口腔インプラント学会）指導医：1名、国際審美学会OAM先進インプラント指導医：1名
当サイトにおける名医表記はあくまで、当サイトが定めた定義に該当した医院・医師に対するサイト上での呼称であり、各医師の実力を優位づけするものではありません。
公開日： ｜更新日：
犬歯は、前歯と奥歯の間に位置し、口腔機能と審美性において極めて重要な役割を果たしています。その形状と位置から、食べ物を切り裂く機能を担い、噛み合わせのバランスを保つことにもつながります。また、犬歯は口元の形状を形作り、表情に影響を与えるため、審美性の観点でも欠かすことのできない歯といえます。
犬歯を失うと、咀嚼機能の低下、噛み合わせの不安定化、さらには顔貌の変化や審美性の損失が生じる可能性があります。これらの問題を解決するために、インプラント治療は非常に有効な選択肢です。
犬歯の欠損は、単なる歯の喪失以上の影響をもたらします。まず、食物を効率的に切り裂く機能が損なわれるため、食事において不便を感じることがあります。また、犬歯は顎の動きを安定させる役割を果たしているため、その欠損により噛み合わせ全体が崩れる可能性があります。この結果、他の歯や顎関節に過度の負担がかかり、さらなる口腔内の問題を引き起こすことがあります。
さらに、犬歯の欠損は審美性にも直接影響を与えます。犬歯は笑ったときに見える位置にあり、口元の印象を大きく左右します。そのため、犬歯を失うと、笑顔や全体的な顔貌に変化を感じることがあります。
インプラント治療は、犬歯を失った場合の解決策の一つです。その利点は、天然の歯に近い機能と見た目を取り戻せることです。
また、インプラントは隣接する歯に影響を与えないため、周囲の健康な歯を保護することができます。ブリッジ治療では、欠損歯を補うために隣の歯を削る必要がありますが、インプラントではそのような処置は不要です。この特性により、歯列全体の健康を維持しながら機能を回復できる点が大きな魅力です。
犬歯のインプラント治療には多くの利点がありますが、デメリットや注意点も存在します。まず、治療費が高額である点が挙げられます。一般的に、1本のインプラントの費用は30万～40万円程度ですが、骨移植や特別な処置が必要な場合にはさらに費用がかさむ可能性があります。
また、治療には一定の期間が必要です。インプラントが顎の骨と完全に結合するまでに数ヶ月を要するため、即効性を求める患者には不向きかもしれません。
外科手術を伴う治療であるため、手術リスクも考慮する必要があります。感染症や神経損傷の可能性、術後の腫れや痛みといった副作用が発生する場合があります。そのため、治療前には十分な検査と専門医による診断が重要です。
治療は、詳細な検査と計画から始まります。歯科医は患者の口腔内を診察し、骨量や歯列の状態を確認します。場合によっては、CTスキャンを使用して骨の状態を詳細に調べ、インプラントの位置やサイズを決定します。
次に、インプラントを埋入する手術が行われます。この手術では、顎骨に小さな穴を開け、インプラントを挿入します。その後、インプラントが骨と結合するまで数ヶ月間待ちます。この期間中、仮歯を装着して日常生活に支障がないように配慮されます。
骨とインプラントの結合が完了した後、人工歯を取り付けます。この人工歯は、患者の口腔内に調和するようにカスタマイズされ、審美性と機能性を高めます。
インプラント治療の成功には、術後の適切なメンテナンスが不可欠です。インプラントは天然歯と同様に、定期的なクリーニングと適切な口腔ケアを必要とします。特に、インプラント周囲炎を防ぐためには、歯科医の指導に従って歯磨きやデンタルフロスを活用することが重要です。
また、定期的な歯科検診を受けることで、インプラントの状態をチェックし、問題が発生した場合に早期対応が可能となります。
