札幌のインプラント名医がズラリ!お役立ちサイト
【選定基準】当サイト内に掲載されている札幌市にあるクリニックから、国内外インプラント学会の指導医資格を保有しており、公式サイト上でインプラント治療についての情報が掲載されている4院。
当サイトでは、国内外インプラント学会の指導医資格を持っている医師を名医と定義。札幌市では7名の医師が該当します(2021年10月調査時点)。
※日本口腔インプラント学会 指導医:5名、ICOI(国際口腔インプラント学会)指導医:1名、国際審美学会OAM先進インプラント指導医:1名
当サイトにおける名医表記はあくまで、当サイトが定めた定義に該当した医院・医師に対するサイト上での呼称であり、各医師の実力を優位づけするものではありません。
公開日: |更新日:
インプラント手術では、痛みを和らげるために麻酔が使用されます。この記事では、インプラント手術で一般的に使われる局所麻酔と静脈内鎮静法についてまとめました。
局所麻酔とは、体の一部に麻酔薬を浸透させ、一時的にその部分の痛みを抑える麻酔です。インプラント手術では基本的に局所麻酔が使用されます。
また、歯科治療全般においても広く使用されています。局所麻酔と比較される全身麻酔は、患者を眠らせ一時的に意識を失わせるもので、大規模な手術に用いられることが多いです。インプラント手術では局所麻酔が主流であり、これにはさまざまなメリットとデメリットがあります。
局所麻酔を使用すると、手術中の痛みが抑えられます。また、静脈内鎮静法を使用しないため、追加の費用が発生しない点もメリットです。手術中は意識が保たれるため、医師とのコミュニケーションが可能であり、患者自身が手術の進行状況を確認できる点も安心材料となります。さらに、局所麻酔は全身麻酔に比べてリスクが少ないため、身体への負担が軽減される利点もあります。
局所麻酔のデメリットは、意識が保たれるため手術中の感覚が不安を引き起こすことです。
また、不安感により治療時間が長く感じられることもあります。特に、手術が苦手な方や過去に手術中に強い不安を感じた経験がある方には、局所麻酔のみでは不十分と感じるでしょう。また、手術後に麻酔が切れると痛みが強くなることがあるため、適切な痛み止めの使用が必要です。
静脈内鎮静法は、点滴を通じて麻酔薬や鎮静剤を投与する方法で、局所麻酔と併用されます。この方法により、患者はリラックスした状態で手術を受けることができ、不安や緊張を和らげる効果があります。
ただし、静脈内鎮静法自体には痛みを抑える作用がないため、局所麻酔と組み合わせて使用されます。意識を失うことはなく、医師の指示にも反応できるのが特徴です。静脈内鎮静法は、特に手術に対する恐怖心が強い患者や、過去に手術中に体調不良を経験したことがある患者向けの方法となります。
静脈内鎮静法を使用すると、不安や緊張が軽減され、血圧や心拍数も安定しやすくなります。また、治療時間が短く感じられ、入院の必要がないため日帰り手術が可能です。
さらに、リラックスした状態で手術を受けられるため、手術中のストレスが軽減されます。この方法は、高血圧や心疾患を持つ患者にとっても有用であり、リスクを抑えながら手術を受けることが可能です。静脈内鎮静法を使用することで、患者の手術経験がより快適になり、治療の成功率も高まると期待できます。
手術後しばらくは眠気が残るため、車の運転が禁止されます。また、手術後は安静に過ごさなければいけません。さらに、静脈内鎮静法には追加の費用が発生し、治療費用が高くなることもデメリットです。
特に、インプラント手術自体が高額であるため、静脈内鎮静法の費用が加算されることで、総額がさらに増える可能性があります。また、鎮静剤の効果が切れるまでの時間が個人差があるため、手術後の回復に時間がかかる場合もあります。