札幌のインプラント名医がズラリ!お役立ちサイト
【選定基準】当サイト内に掲載されている札幌市にあるクリニックから、国内外インプラント学会の指導医資格を保有しており、公式サイト上でインプラント治療についての情報が掲載されている4院。
当サイトでは、国内外インプラント学会の指導医資格を持っている医師を名医と定義。札幌市では7名の医師が該当します(2021年10月調査時点)。
※日本口腔インプラント学会 指導医:5名、ICOI(国際口腔インプラント学会)指導医:1名、国際審美学会OAM先進インプラント指導医:1名
当サイトにおける名医表記はあくまで、当サイトが定めた定義に該当した医院・医師に対するサイト上での呼称であり、各医師の実力を優位づけするものではありません。
公開日: |更新日:
ここでは、インプラント治療後の食事についてまとめています。治療後1週間程度は避けた方が良い食べものがあるため、しっかりとチェックしておきましょう。また、食事以外での注意すべきポイントも紹介しています。
インプラント手術当日に飲食をすることは可能です。ただし、手術後麻酔が切れてから食事を行うようにしましょう。
手術では患部に麻酔を行いますが、手術終了後もしばらくは麻酔の効果が残っています。感覚が鈍っていたり、痺れを感じることがあるでしょう。麻酔の効果が残っているまま食事をすると、頬の内側や舌を噛んでしまう可能性があるほか、熱いものでやけどをするリスクもあります。
そのため、インプラントの手術をしたら、数時間程度は食事ができません。治療前に食事を済ませておくことをおすすめします。
インプラント治療後は、手術を行った反対側の歯で噛みましょう。手術時に歯茎を切開し、糸で縫合しています。もしも食事などがきっかけで糸が抜けてしまうと、細菌感染を起こす可能性も考えられます。
たとえば抜歯を行う治療では、可能な限り患部を避けて食事をします。インプラント治療後も同様の過ごし方となるものの、インプラント体が埋入されていることを考慮し、抜歯後よりも食事に注意する必要があります。
インプラント治療後は、以下の食べものを控えるようにしましょう。
治癒には個人差があるものの、手術終了後~一週間程度は上記の食べものを避けることをおすすめします。 たとえば、香辛料を使ったカレーなどの辛い食べものやアルコールは、血流を良くなるため出血につながるリスクがあります。
また、梅干しやグレープフルーツといった酸っぱいものや甘いものは刺激が強いため、避けるのがベター。熱い食べものや、アイスなどの冷たい食べものも刺激になります。
さらに、せんべいやハードパン、ナッツ類、するめなどの硬い食べものは、噛む際に傷口を刺激する恐れがあります。
また、ガムなどの歯にくっつきやすい食べものは、仮歯やインプラントがぐらつく原因となる可能性があるため避けておきましょう。
インプラント治療後は、柔らかく刺激の少ない食べものを選びましょう。たとえば、以下の食べものが挙げられます。
辛い・酸っぱい・甘いといった刺激が少なく、あまり嚙まずに食べられるものがおすすめ。風邪や熱のあるときに食べるものをイメージすると良いでしょう。
なお、熱いものは刺激になるため、冷ましてから食べるのがベター。飲み物も常温のものを選ぶことをおすすめします。
また、手術をした部分とは反対側の歯で噛むように心がけましょう。目安として、術後3日~1週間は食べるものに注意します。
インプラント治療後は、食べもの以外にも注意したいポイントがあります。場合によっては傷口の治癒に悪影響を与えてしまうため、注意点をチェックしておきましょう。
インプラント治療後は、血流が良くなることで痛みや出血のリスクが高まります。そのため、香辛料やアルコールを避けるだけではなく、激しい運動も控えましょう。
目安として、治療後1週間程度は激しい運動を避けることをおすすめします。また、手術から3日間経つまではウォーキングといった軽い運動も控えておくのが安心です。
インプラント治療で切開や縫合を行った部分は傷になっています。早く傷を治癒するためにも、しっかりと睡眠をとるようにしましょう。また、治療によって疲れていることも考えられます。夜更かしはせず、体を休めることを優先しましょう。
もしも痛みでなかなか眠れない…という場合は、鎮痛剤を服用するか、歯科医院へ相談してみることをおすすめします。
インプラントの治療後数日程度は、湯船に長時間浸かることは避けましょう。入浴によって血流が良くなると、傷口の痛みや出血につながります。とくに寒い季節などはゆっくりと入浴したくなりますが、シャワー浴に留めておくことをおすすめします。
インプラント治療後は、治療した部分の歯磨きを避けましょう。歯磨きによって傷口を刺激してしまうと、治癒が遅くなったり傷口が開いたりする可能性があります。目安として、抜糸を終えるまでは傷口を刺激しないよう注意しましょう。
もしも「手術した部分の汚れが気になる…」という場合は、うがい薬などを使用するのがおすすめ。歯科医院によってはうがい薬を処方してくれることもあるため、相談してみると良いでしょう。ただし、強くうがいをすると傷口を刺激する恐れがあるため注意します。
なお、治療した部分以外の歯は、いつも通りに歯磨きを行います。傷口に当たらないよう優しくブラッシングし、清潔をキープしましょう。
喫煙は、埋入したインプラントと顎骨の結合を妨げる恐れがあります。また、傷口の治癒が遅くなったり、炎症を引き起こすことも。さらに歯周病の原因にもなるため、喫煙は控えましょう。
なお、喫煙はインプラント治療直後だけではなく、傷口の治癒後も口腔内に悪影響を与えます。インプラントの寿命を延ばすためにも、禁煙を心がけましょう。
インプラント治療後は、避けるべき食べものがあるほか、激しい運動や飲酒、喫煙等も控えることが大切です。
とくに手術直後~1週間程度は注意事項や禁止事項が多く、不便に感じるかもしれません。しかし、刺激などによって治癒が遅くなってしまう可能性があるため、歯科医院の指示に従い、安静にして過ごしましょう。